4歳から始めたサッカー。
最初の頃は、あまりやる気がないというか、先に入部した子たちや年上の子に圧倒されていたのか、なかなか自分が出せず、隅っこの方で、仲良しの子と遊んでいたり、試合中も関係ないダンスを始めたりというような状況でした。
ですが、新年度になり、年長ということもあり、少し自分が出せるようになったみたいです。
団子サッカーの密集地帯からは少し離れて、ただ周りを回っている感じだったのが、時には、ボールを取りに行こうとしたり、少し離れた所でボールを要求したり。
ボールを持つと、積極的にドリブルして、シュート。
遂に、初ゴール、おまけにハットトリックです。
チーム内の練習試合ですが、ジェイにとってはとても大きな進歩です。
本人も満面の笑み。そして、得意のゴールパフォーマンス(なぜか、もりせいじゅさんの「おてもと」やってます、、、)。
この成長、あるコーチのおかげだと思っています。
サッカーの技術はもちろんのこと、コーチングが非常にうまいなあと短時間で何度も感心しました。
よく見てくれる
一生懸命走っていたり、力強くボールを蹴ったこと、とにかく、コーチはよく見てくれて、それを声に出して言ってくれる。
それだけで、子どもたちは見てくれているんだ、認めてもらえている、頑張ろうとなっているようです。
言ったことを自ら実践
「パスして欲しいときは大きな声でボールを持っている子の名前を呼んで!」という指示を出した後、
コーチ自ら、練習の輪の中に入って、大きな声を出していました。
「大きな声で」と言葉でいっても、どれくらい大きな声かわからないので、お手本で実践してみせることで、よく分かったようで、子どもたちも大きな声を出していました。
まずは、同じ気持ちになって
他のことぶつかって、泣いている子に対して、
「大丈夫?」ではなく、
「痛い、痛いよねー」と。
まずは、その子が感じていることを声に出してあげる。
そうすることによって、混乱している状態から抜け出させてあげる。
必要ならスキンシップも。
プレーがうまくいかなかったときもそうで、「くやしい!」と一緒に悔しがるところから。
コーチも同じように感じてくれている、コーチも自分にうまくなって欲しいと思っている、と子どもも感じるので、コーチへの信頼がアップしているようでした。
レベルにあった声がけ
練習にうまく参加できない子には、まず、参加できただけでも、そのことを褒め、上手な子には、もっと先の事を、「君ならもっとこんなことができるよ」と声がけ
2時間ほどの練習でしたが、子どもへの声がけ、寄り添い方、非常に勉強になりました。
コーチは、実は女性で、保育士さんをされていて、そしてお子さんもいらっしゃるとのこと。
本当に、子ども一人一人のことをよく分かろうとしてくれていて、モチベーションの上げ方、楽しい雰囲気の作り方、うまいと思いました。
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