夏休み終了。自宅夏期講習の成果は?

とても短かった昨年と比べると、6週間あった今年の夏休み。

中学受験の世界に舞い戻ってきて迎えた最初の夏休み。

2024年2月の入試本番は1つのゴールとしながらも、そこまででさまざまなことを学ぶこと。
4年生の間は、毎日少しずつ、コツコツと。
習慣づけ、土台作りとして、基本はしっかり、応用はそれをもとにトライする。

その基本的な考えに沿って、夏休みも実施。
進学くらぶ(四谷大塚)の夏期講習テキストを使って自宅で。
次男のレベル、ペースで、いい感じに進められたかなと思います。

勉強時間とスケジュール

午前中2時間、午後2時間。算数で時間がかかった場合は、それを超えることもあり。
午後から夕方は、友達と遊んだり、習い事にいったり、ゲーム・YouTube・マイクラ・FIFAなど。

計算・漢字・算数・は毎日。週1回ノー勉強デイ。週末は、サッカーの試合であまり勉強時間がとれないことも。

算数

全体の学習時間の5割。
・計算
・夏期講習テキスト
・高速基礎マスター
・演習問題集4年上

計算が、小数、分数の四則計算まであったので、まずは、足し算、引き算、かけ算、わり算をそれぞれできるように。
小数のわり算の商とあまりの小数点の位置の理解に若干時間がかかったものの、計算問題集の4年下を使って克服。
今後は、四則混合の計算と逆算、小数と分数が混ざった問題などの入試レベルの問題へ

時間に追われて不十分だった部分、複合図形で

・正方形と正三角形が組み合わさった図形では、隣り合っていないいろいろな二等辺三角形を見つける。
・三角形の高さが見つからない場合は、、組み合わさっている、正方形や長方形の角、直角となっている辺が高さにならないか?

や、特殊算で3つの要素があって、一見わかりにくい問題も、実は、2つのまとまりで考えることができることもある。

といった見方を変える解法について追加で解説。

5年生以降の合同、相似、比と割合が出てきたときに、さらに深められるかなと。

国語

・夏期講習テキスト
・予習シリーズ上 発展問題(2回)
・漢字とことば
・高速基礎マスター
・今日のコラム

問題の正解不正解にとらわれすぎず、読み解き方を越智先生と一緒に読んで身につけることを最重要課題として。
越智先生の授業は、間違えやすいところ、
簡単に読み解けなかったとき、どうすればいいか?
というようなところも解説してくれて、

「こんな風に考えたかな?」「ここに気づけたかな?」

というように、思考を巡らす作業を言語化してくれるので、問題を解く前の読みと解いた後の解説の動画視聴をメインに。

記述も時間があれば書けるようになってきたので、今後もこの形で。

漢字は夏期講習の問題を毎日、下巻も2週分ほど先取り。
夏期講習テキストの1,2,3年生の漢字を使っているけれど、特殊な読み方や難しい意味の語句の問題を
この時点で取り組めたのは非常にありがたかった。

放置していた高速基礎マスター、今日のコラムもやっと時間ができて着手。
少しだけ、語彙力を積み上げできた。

社会

・夏期講習テキスト
・演習問題集4年上

日本地理、地域別、気候別、地形別と同じことを別々の観点で学習し、共通点と相違点に気づかせながら進めていく非常にいいカリキュラム。
通常のサイクルだと、時間がなく、テキストを読んで、まとめてみようと要点チェックまでしかできなかったのが、
予習ナビを見て、基本語句を覚えた後、演習問題をやり、その後、間違ったところを予習シリーズのテキストに戻って、再度理解を深めたり、見落としていた部分をもう一度確認したりと非常によい流れで進めることができた。

理科

・夏期講習テキスト
・演習問題集4年上

必修編として出てきた新出単元。
入試頻出の
「月」「水溶液」「電気」は、今後の基本となるところなので、予習ナビ以外に念入りに考えた方を解説。

社会と同様、通常のサイクルでは演習問題集まで進めることができなかったのが、演習問題集をやって、その後、テキストまで戻って確認するところまでできたのは、勉強の仕方を身につけるという点でも非常によかった。

公開組分けテスト

こんな風に、非常に充実した形で進められたので、そのことについては、
「夏休みはとてもよくがんばった」
「かなりレベルアップした」
と次男には伝えた。

もちろんいい点を取れるにこしたことはないけれども、やったことがちゃんとできていればよいというスタンスで。

「なぜ勉強するのか?」学びの前提として

なぜ、勉強するのか?」という問いに対して、自分の考えを伝えている。

勉強しないといけないのか?」というところではなく、勉強するのは当たり前。
勉強というか、学ぶことに関しては、

知らないことを知ろうとする、わからないことをわかろうと努めること。
理解を深めること、さまざまな観点からものを見られるようになる。

それが、自分の問題、世の中の問題を把握し、1つずつ解決して、幸せな、楽しい人生、世界を作ることにつながる。

知らなかったから出来なかった、うまくいかなかったという経験は何度もしてきた。
だから、大人になった今でも、自分の知らないことはたくさんあって、学び続けていて、一生それは続けていく。

次男も理解してくれているようで、勉強に限らず、いろいろなことに興味をもって、わからないことは聞いてきたり、自分で調べたりするので、今後もずっと続けてくれればと。

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