ラスト60日過去問と日々の学習状況・使用教材

12月に入り、いよいよラスト2ヶ月。
過去問も直近2年分を残し、一通り実施しました。

第一志望校—10年分
第二志望校—6年分
第三志望校—1年分

次男の志望校は、チャレンジ校はなく、いわゆる持ち偏差値の適正校、安全校。

偏差値的には、もう少し上の学校も狙えなくはないと思いますが、
本人が5年生の頃から熱望している学校が、親としてもよく合っていると思う学校なので、このまま受験に向かいます。

ただ、適正校、安全校と言えども、余裕があるわけではなく、過去問でも、大体がなんとか合格最低点超え。
科目によっては、受験者平均を下回ることもあるため、最後まで気を抜かずに、積み上げていきたいと思っています。

第一、第二志望校の各科目の所感と改善点、対策について、記しておきます。

国語

第一志望はオーソドックスな形式で、文章量も多くなく、時間内に解ききることが可能。
漢字・語句と選択問題は、安定して取れている。
記述の配点が高く、厳しめの採点をしていることもあり、配点の1/3程度の得点。
課題は、記述の改善。
原因は、記述の型を持っていなかったこと。
これは、進学くらぶの限界だと思いますが、おそらく、塾などでは、こういう要素をこんな風にいれてまとめるといったような指導がされていると思います。

次男の書く記述の答案は、該当キーワードを1つ含む、もしくは、本文をそのまま抜き出す程度。
加点方式で、要素がなるべく多く入っている方が点数が稼ぎやすい記述問題では、これ以上、加点が望めそうにありません。

そのため、以下の教材を最後の追い込みとして使い始めました。

物語の気持ちを説明する場合は、この型で、説明文のわかりやすく説明せよの場合だと、この型でというようにパターン化して対応できるようになりつつあります。
一度といた年度の過去問の記述問題だけをもう一度解き直し、前回の自分の答案と比較して、要素が増えていたり、まとめの言葉を上手く使えたりと改善されていることを本人も実感できているようです。

第二志望の選択問題の選択肢が長く、本文の言葉そのままではなく、抽象化した言葉に置き換えて作っていることが多いため、最後の2つで悩むことが多く、時間がかかったり、不正解が多い問題。

記述問題を解くのと同じで、選択問題も自分の答えを先に作ってから、それに近い選択肢を選ぶようになってからは、少し正答率も上がっているようにも感じるので、もう少し様子を見てみます。

算数

どの志望校も基本、標準が中心で、標準+αの問題まで解けると合格者平均超えが見えてくるレベル感。
計算ミス、問題の読み違えなど、ケアレスミスが毎回1,2問あるため、それを回避する方法を模索すること、
パターン問題のスピードアップは今後も継続で強化。

使用教材は、
基本問題は基礎トレ、計算下の一行題。

標準問題とは塾技(終わったら、ステップアップ演習、難関校演習問題集)

標準問題+αは、予習シリーズの6年下難関校対策は終了。現在、旧上位校への算数(新版よりも難易度が低く、ちょうどよい)を解いています。

また、頻出分野の場合の数と速さに関しては、 熊野孝哉先生の教材。


どちらも半分以上消化できているので、冬休み前半には解き終えそうです。

理科

過去問はいずれの学校も、物理・化学・生物・地学の4分野均等配点。
算国よりは、配点が低いので、受験者平均と合格者平均の差もあまりなく、大きなミスをしないことが大事。

基本、標準、応用まで。

4分野の難易度が必ずしも均等ではなく、年度によってもばらつきがあるので、全分野で高得点を目指すというよりも、空欄を少なく、解ける問題を確実に。

まず、得意分野で得点を稼ぎたいけれども、得意分野でも難易度が高い場合は無理せず、他の分野の解ける問題を解ききることが大事。

使用教材は、
予シリーズの6年下の難関校。
週テスト。
夏休みから続けている、サピックスのデイリーステップ。これのおかげで、基本問題は落とさないようになってきました。
終わったら、塾技のチェック問題から。

知識系は、夏休みにコアプラスを回した後、それだけでは不十分なので、マスターテキストの知識編。

計算問題は、魔法ワザかマスターテキストの演習(夏休みに1周実施済み)を苦手な問題、過去問で躓いた問題のみをやる。

動植物や実験、日常生活と理科の知識の関連事項については、学校教科書や予習シリーズを読み直す時間を確保。

時事問題は、ときどき出題されている程度なので、サピックスの重大ニュースの理科の部分は見ておく。

社会

地理・歴史・公民の3分野が、2:2:1程度の割合で出題されている。
問題数が50問前後あり、統計資料問題も多いので、1問にかけられる時間は少ない。

試験の時間配分もこの割合で。

漢字指定の問題で、以前は正しく書けていたけれども、間違えてしまうことが出てきているので、最終チェックは必要。

使用教材は
6年下演習問題集難関校
週テスト(最新の統計資料の問題や時事問題も多いので教材としては非常に有用)

四科のまとめ、コアプラス、知識の総完成を終えたので、知識問題を固めるため教材を選定中。
新しい教材ではなく、この3つのうちのいずれかをもう一度回すだけでいいか。

各用語を、流れ、因果関係、目的、実生活とどう結びついているかなどを含め理解するために、予習シリーズと学校の教科書を読む。

社会の記述は、解答欄が短く、うまくまとめられないことが多いので、論述でおぼえる最強の社会を投入。

地理の外国との貿易の統計、世界の資源、農工業生産、輸出入額は、予習シリーズにまとまったデータがなく、サピックスのデータバンクに相当するものを自作するしかないか?

ここまで見てみるといろいろな教材に手を出しているように見えますが、志望校のレベルにあった問題の類題をできるだけ多く解きたいというのがあり、
1つの問題集では不十分なため、1冊を全部最後までやるというのではなく、この目的では、この教材のこの形式の問題を解くといった使い方になっています。

30年以上前の自分の中学受験の時に塾の先生が作ってくれたプリント、大学受験用に学校の先生が作ってくれたオリジナルのプリント、こんな風に問題を集めていたんだろうなあと思いながら、伴奏者、コーチ役をあと60日つとめていきます。

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