子育てをしていて面白いなあと感じるのが、セレンディピティ。
自分一人では、絶対行かないような場所へ行ったり、本を読んだり、アニメを見たり。
そんな中で、「セレンディピティ」に年に数回遭遇します。
「セレンディピティ」とは?
英国の作家ホレス=ウォルポール(1717~1797)の造語。
求めずして思わぬ発見をする能力。思いがけないものの発見。運よく発見したもの。偶然の発見。
ちょっと退屈な日々を抜け出させてくれるのが、こういった偶然の出会いや発見。
子供と一緒に活動すると、その頻度多い気がします。
小2の夏休みは、暑さもあって、次男も出かけることが少なく、昼過ぎまでは、多くの時間を家で過ごしていました。
家にいても、私は仕事をしているし、長男は自室にこもりきっているので、リビングに次男一人。
暇でしょうがないため、朝からケーブルテレビ三昧。
ドラえもん、クレヨンしんちゃんは、毎日欠かさず。
自分の夏休みを思い返してみると、共働き家庭で両親不在が多く、夏休みは、TV三昧。
夏の甲子園がある期間は、それを見たり、それ以外は、アニメの再放送をひたすら見る毎日。
宿題もあまりなく、習い事もそろばん教室が30分〜1時間週3回あった程度で、時間を持て余していたので、そういう生活になってしまうのもしょうがないかな。
そんな中で、次男が好きになったアニメがこちら。
からかい上手の高木さん
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。
高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。
季節は巡り、今度こそ西片は、高木さんをからかい返すことができるのか…?
純情ボーイがおませな女の子の思わせぶりな態度でからかわれる、そして、仕返しをしようとして返り討ちにあってしまうというストーリー。
こんな女の子が同じクラス、しかも隣の席にいたら、勘違い、期待、妄想をいろいろ膨らませ、毎日ドキドキしながら中学生男子は、学校に通ってしまうでしょう。
そんなストーリーが次男には面白いらしく、録画したものを一緒に見るようになり、私もはまっています。
元男子高生の私も妄想が止まりません!
(春休みは、「君に届け」にハマっていた次男は、中学受験をするなら共学かな?)
その「からかい上手の高木さん」のエンディングテーマ、次男のお気に入りです。
気まぐれロマンティック♪
この原曲は、いきものがかりなのですね。知りませんでした。これもセレンディピティ。
私も時々聞くようになりました。躍動感、疾走感、甘酸っぱさ、とてもいいです。
クレジットに小豆島土庄町(とのしょうちょう)と出てきていて、実は、友人の出身地。
たまたま、別件で、その友人のことを思い出す機会があり、これって、「セレンディピティ」の連鎖と思ったのでした。
2019年夏の次男との思い出です。
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